「ダルビッシュが1番ストライクをとれるのは〇〇」 日本一の投手コーチ 佐藤義則氏が「一級品」と語るそのボールとは
メジャーリーグ・パドレスのダルビッシュ有投手が日本時間21日、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に先発登板。7回104球1失点の内容で、今季7勝目を挙げた。
今季はここまで7勝3敗と好調をキープ。悲願のサイヤング賞受賞にも大きな期待がかかる。
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そんなダルビッシュは、フォーシーム、カットボール、スライダーを中心とした変化球を操りつつも、150km/h超えの速球をも投じるなど、多彩な投球術でメジャーリーグ移籍後も一流打者たちを翻弄している。
その持ち球について、かつてダルビッシュを日本ハムで指導し、野村克也氏や星野仙一氏から「日本一の投手コーチ」と信頼を集めた佐藤義則氏が、スポーツアンカー・田中大貴氏のYouTubeチャンネル「アスリートチャンネル」に出演し、ダルビッシュのもつ、あの球種について語った。
佐藤氏といえば、現役時代、自身の代名詞「ヨシボール」という落差の大きな変化球を武器に最多勝利、最優秀防御率などのタイトルを獲得。
そんな「ヨシボール」だが、実はダルビッシュが投げるある球種に似ていると感じているという。
「ダルビッシュのスライダーに似ていましたね。あれが膝下にきたらちょっと打てないですよね。以前、あるアナウンサーに、『あのボール、ヨシボールですね』って言われたから、『勝手に使わないでよ』って言ったこともありました。僕よりすごいボールですからね」