【女子バレー】23歳新エースが日本ラウンドでも躍動!最多19得点をマークしたニューヒロイン・佐藤淑乃の強みとは?
もっとも開催地の千葉は佐藤にとって出身地であり、会場の千葉ポートアリーナも「小さいときから使っていたので、いつもより燃えた」場所だった。会場には母校である敬愛学園高校の後輩たちも駆けつけていた。そこには敬愛学園高校時代の恩師・上原典人監督の姿もあり、試合後には「手を振りました」と佐藤。代表活動中にもメッセージでやりとりしたそうで、「自分らしく頑張れ」という言葉が佐藤にとってはカンフル剤に。フランス戦でも「途中から自分らしさを取り戻してプレーできた」と持ち味を発揮した。
敬愛学園高校を卒業後に進学した筑波大学時代にはシニアと併せてユニバーシティゲームズ日本代表にも選出。2023年のFISUワールドユニバーシティゲームズではエースとして銀メダル獲得に貢献した。その当時からコンビを組み、現在はNEC川崎そして日本代表でもチームメートであるセッターの中川つかさ(東海大学出身)は「相手の高さあるブロックを利用する能力が高い」と佐藤の強みを語る。
ネーションズリーグでは第3週の後半にかけてブラジルやポーランドといった高さのある相手が待ち構え、ファイナルラウンドとなれば第2週で煮湯を飲まされたイタリアや中国との再戦もありえる。そこで勝利し表彰台に立つためには、成長を続けるニューヒロイン・佐藤淑乃の活躍がやはり欠かせないだろう。
[文:坂口功将]
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