エース古賀の“魂”受け継ぐ22歳「紗理那さんのようなプレーヤーを目指していきたい」女子バレー界を引っ張る存在になれるか

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 「この敗戦をポジティブにしっかり生かしていきたい」と話したアウトサイドヒッターの佐藤。チームの得点源となる22歳のエース候補はこの試合、10得点を挙げた。古賀が10シーズンつけていた背番号2をつけ「紗理那さんのプレーにすごく憧れましたし、そういう選手になりたいと思っていた。2番にふさわしい選手になりたいと思っています」と、今後へ向けて決意を述べた。
 
 「長いリーグの中で、最後終わる頃にしっかり成長して2番にふさわしいプレーヤーになりたい」とし、自身の強みは「点数を取っていくという部分」だと述べ、「紗理那さんもバックアタックはすごく印象的だった。どこにいてもマークを外せないというか、相手に恐れられる選手になっていきたい。NECでも(日本)代表でも紗理那さんのようなプレーヤーを目指していきたい」と、日の丸への思いも口にした。

 3266人の観客が集まったホームでの開幕戦は黒星スタートとなった。しかし、新リーグはまだ始まったばかり。前日の男子開幕戦に続き、多くのファンが観戦に訪れて大盛況だった。

 「古賀紗理那」という大きな存在が現役を退いた今、佐藤のような若き新星が日本の女子バレー界を引っ張っていかなければならない。今後の活躍に大いに期待したい。

[文:別府勉]

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