日本球界復帰も現実味?メジャーを自由契約となった筒香嘉智をめぐって注目集める「球団名」
打線形成に苦しむといえば、開幕3連戦を1勝2敗と負け越しスタートとなった広島もあげられる。昨オフには主力の西川龍馬がFAでオリックスに移籍。さらにチームに痛手となったのは攻撃の軸として期待された2人の新助っ人が早くも離脱する緊急事態に陥っていることにもある。
開幕戦を「6番・三塁」で先発出場したマット・レイノルズは左肩痛、同じく開幕戦を「8番・一塁」で先発出場したジェイク・シャイナーも右手中指剥離骨折で離脱と期待していた戦力が早々とあてが外れる結果に。
チームの非常事態に加え、左の大砲は手薄とあって、補強ポイントと合致しそうだ。
ほかにも開幕戦を2勝1敗と幸先の良いスタートを切った巨人では阿部慎之助新監督との関係性も注目される。筒香がDeNAに在籍時代、左の強打者として憧れ、阿部新監督を手本にしてきたことは知られている。試合前練習ではチームは違えども、打撃論などで交流を深めてきたとあって、指揮官の判断が注目を集めそうだ。
メジャーでは結果を残せなかったが、日米通算205本塁打の実績は大きい。アマチュア球界に対しても独自の視点からたびたび提言を行い、自身で球場を建設するなど高い視座を持って野球振興を進めていることも評価されている。
今季は33歳シーズン、円熟味を増すプレーが再び日本で見られるか。今後も注目の存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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