韓国にも伝播するダルビッシュ有の偉大な記録 「2つの大きな山」の更新にも期待
さらに、ダルビッシュの勝利数と、歴代日本人選手の記録の内容を比較し、「注目すべきは黒田が1997年に日本プロ野球でデビューし、2008年にMLBへ移籍、約7年間プレーした後に広島へ復帰して通算203勝を挙げたのに対し、ダルビッシュは現在もMLBでプレーしながら、38歳にしてこの記録を打ち立てたという点だ」と指摘。さらなる記録更新にも期待を寄せる。
また同メディアは、メジャー通算勝利数にも目を向けており、「今、ダルビッシュの前には2つの大きな山が立ちはだかっている。アジア出身投手としてメジャー最多勝を記録した朴賛浩(パク・チャンホ)の124勝(98敗)、そして日本人投手として最多勝の野茂英雄の123勝(109敗)だ」と綴り、往年の名投手の記録超えが新たな目標であると論じている。
その上でトピック内では、メッツ戦後のインタビューでダルビッシュが野茂氏、黒田氏などへの想いとして、「勝利数という数字ではなく、本質的な部分で彼らに近づきたい」と語ったコメントも紹介されている。
日本人選手による新たな記録は、まさに、長年に渡り野球に対し真摯に向き合ってきたことで築き上げられた数字に他ならない。ダルビッシュが見せるその姿勢は今後も、世界中の野球ファンを魅了し続けていく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】ド軍27歳右腕、トレードでレッドソックスへ放出 コンフォートの代わり?22歳の有望外野手獲得 米報道
【関連記事】「さようならコンフォート」ド軍が“代役”で検討するのは二塁手 カージナルス28歳に白羽の矢 米記者報道
【関連記事】ド軍32歳は「職を失う可能性が高い」トレード期限までに放出か “代替候補”に4人の名前「市場には良い外野手がいる」






