新庄ハム 4年目シーズンへの”キーマン” 「打てる捕手」の完成形に シーズン1軍完走を果たした男のプレーバック
田宮は打撃センスも光った(C)産経新聞社
日本ハムで新庄剛志監督の続投が正式に決まった。2年連続最下位から、今季は2位と大躍進を遂げた日本ハム。勝負の4年目シーズンへさらなる高みを目指すためには様々なキーマンも浮上する。今回は、崖っぷちから強く光を放った、プロ6年目捕手、田宮裕涼のシーズンを振り返る。
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今季は春季キャンプ、オープン戦を通じてアピールを続け、6年目にして初の開幕一軍を勝ち取ると、開幕戦でのスタメンマスクも任された。
その開幕戦でいきなり先制タイムリーを含む2安打をマークすると、2日後には9回に同点打を放ちチームの逆転勝利に繋がる活躍をみせるなど、シーズン序盤に強い存在感を示した。
5月に入っても勢いは衰えず、10日のロッテ戦では走者一掃の勝ち越しタイムリーを放つと、22日のオリックス戦では延長戦でサヨナラ犠飛を放つなど、チームの劇的勝利に貢献する活躍が目立った。6月には2日のDeNA戦、4日の広島戦で2試合連続となる猛打賞を記録。この時点で既にシーズン6度目の猛打賞とチーム躍進のシンボルとされた。
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