【WBC優勝】元侍首脳が指摘した米国撃破の「陰のキーマン」とは
この試合、中村は先発の今永昇太から戸郷翔征、高橋宏斗、伊藤大海、大勢、ダルビッシュ有、大谷と7人のリレーで米国を2点に抑えた。特に5回から登板した3番手、高橋の場面では米国の主将、トラウトを直球で追い込み、フルカウントからワンバウンドのフォークで空振り三振に、続く22年のナ・リーグMVPのゴールドシュミットにはフォークを意識させた上で、最後はストレートで見逃し三振に抑えるなどメジャー屈指の強打者に対し、緩急をつけたリードも光った。
中村といえば、過去にヤクルトOBの古田敦也氏から「お前で勝て!」と正捕手として成長を促され、日本一捕手になったことも知られている。WBC参加は自身初。迎えた大舞台で最強投手陣をけん引、今度は世界一捕手と大きな花を咲かせた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】村上宗隆の驚愕アーチにMLBレジェンドも「モンスター」と興奮!打球速度は大会トップの「115・1マイル」
【関連記事】「最初から最後まで漫画すぎる」侍ジャパンの”世界一奪還”に歓喜爆発!大谷翔平がトラウトから三振で締め「さらなる伝説を作った」
【関連記事】アメリカ打線を封じた戸郷翔征の“魔球”に米メディア驚愕!「正気の沙汰ではない」「どんな練習をしているんだ」
1 2