石川柊太を逃し、田中将大を獲った巨人 菅野智之の「貯金12」の穴をどう埋めればよいのか
しかし、前述のデスクはそれこそが編成サイドの狙いであると語るのです。
「ドラフトで敢えて先発型の投手を指名しなかったことは、現有戦力に対する『お前らに期待しているぞ。先発ローテーションを勝ち取れよ』というメッセージに映ります。先発候補として期待されながら、2024年シーズンは今ひとつローテに定着できなかった選手たちは、これに発奮しないわけがありませんよ」
安定感にあふれる赤星優志、大型左腕の横川凱、2023年のドラフト1位で先発への転向が有力視される西舘勇陽、「未完の大器」堀田賢慎ら有資格者は複数います。
彼らにとって絶対的エース・菅野のメジャー挑戦はローテが1枠空く、絶好のチャンス。この千載一遇の好機を奪い取れるか、はたまた逃すのか。
若き投手陣の進化に、ファンの期待が集まりそうです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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