開幕ローテ入りへアピールする巨人のドラ1・西舘勇陽 高木豊氏が指摘した右腕の「武器」とは?
西舘の評価は高く、即戦力ルーキーとして活躍してくれそうだ(C)産経新聞社
阿部慎之助新監督の下、V奪回を目指す巨人。昨季は投手陣に苦しんだチームだが、春季キャンプでは新戦力がアピールを見せ、先発ローテーション、中継ぎ枠の争いが過熱している。
そんな中でも注目を集めている投手がドラフト1位ルーキーの西舘勇陽(中央大)だ。25日に行われたヤクルトとのオープン戦では3回から登板し、2イニングを無安打無失点に抑える好投を披露した。開幕までにアピールを続け、開幕ローテーション入りを果たすことができるか。
【巨人ドラ1評価】西舘勇陽の素材「どの解説者も評価高い?」高木が感じる西舘投手の可能性と適正について語ります!
西舘のここまでの投球を球界OBはどう見ているのか。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は2月27日に自身のYouTubeチャンネルに【巨人ドラ1評価】西舘勇陽の素材「どの解説者も評価高い?」高木が感じる西舘投手の可能性と適正について語ります!【プロ野球】と題した動画を更新。西舘について分析している。
25日の登板ではフォークボールを2球連続で地面にたたきつける場面も見られたが、高木氏は「色々な課題はあるけれど、トータルで見れば荒れていても抑えられていた。力むのはしょうがない」とまずまずの評価をした。また、右腕については「各球団の監督に聞くと『西舘はどうなんですか?』というようなマークのされ方はしてるよ」と明かしていた。ここまでアピールを続けている西舘に敵球団も警戒しているようだ。