巨人の25歳先発右腕の評価爆上がり 175センチでも獲得したスカウトの「眼力」
身長175センチは投手としては決して高い方ではありません。それでも巨人のスカウトは2021年のドラフト3位で指名しました。
「今のドラフトは大柄でスケール感のある選手が高い評価を受ける傾向にあります。赤星のような『実戦派』は場合によっては、指名の中で残ってしまうこともあるんです。でも、投手の仕事は最速何キロを出すことじゃなくて、打者を抑えること。そして一軍でしっかり投げ続けること。コントロールが良く、投球術に優れた赤星を3位で獲得したスカウトの眼力は、称賛に値するでしょうね」(前述のデスク)
今季60イニングを投げて、出した四球は5、死球は1のみ。どんどんストライクを投げ込み、凡打の山を築いていくその投球スタイルが、打線のリズムを呼び込んでいることは間違いないでしょう。
確かに体が大きい、フィジカル面で優れた投手は「映える」もの。しかしそうでなくても「勝てる投手」を見いだせるかどうかも、スカウトの腕の見せ所かもしれません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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