必勝巨人のDHはどうなる? 昨季の「交流戦男」の復活期待か、それとも…注目のロッテ戦

ヘルナンデスは昨季の交流戦でチームを支える活躍を見せた(C)産経新聞社
巨人は4日に交流戦初戦となるロッテ戦(ZOZOマリン)を戦う。
前日3日には「ミスター・プロ野球」といわれた長嶋茂雄終身名誉監督が89歳で死去した。日本中が悲しみに包まれる中、長嶋監督が求めた勝利を届けることが何より大事となりそうだ。
注目はDH起用にもある。
パ・リーグ本拠地9試合で採用される指名打者制で勝利を手繰り寄せるためにどの選手を選択するか。
3日から1軍合流したオコエ瑠偉の打棒にも期待がかかる。5月2日に「右肘関節鏡視下遊離体」の摘出手術を行った。熱心にリハビリを行い、わずか1か月で戦線復帰となり、持前の勝負強さを発揮することが求められている。
またここまで打率.218となかなか調子が上がらないエリエ・ヘルナンデスにも注目が高まる。
昨季は交流戦前の緊急補強でチームに合流すると5月31日のソフトバンク戦(東京ドーム)で来日1号となる3ランを放つなど、爆発。交流戦打率は12球団で5位となる打率.342、3本塁打、10打点と存在感を示した。
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