海外FA権取得の松井裕樹にカージナルス専門メディアが熱視線!日本球界との関係強化も有利と主張「非常に興味深い補強となる」
同メディアは「マツイは2023年に39セーブを挙げ、防御率1点台を記録した日本のトップクラスのリリーバーだ。リーグ史上最年少で200セーブを達成し、メジャーリーグでも通用する投球術を持っている」と今季の成績などを記している。
さらに「速球は96マイルを記録するが、通常92~94マイル。スプリッターとスライダーで打者を圧倒する傾向にある。さらにカーブなども得意とするなど、多彩な球種を持っている」として、投球スタイルを説明。また、カージナルスはリリーフ陣を充実させる必要があるとのチーム事情にも触れながら、「マツイはブルペン強化の大きな後押しとなる左腕だ」と期待を寄せている。
また、近年カージナルスが日本球界のスカウティングに重点を置くようになり、日本人選手獲得について「最も強い立場にある組織のひとつ」と主張。その上で、「(日本から)選手を獲得する可能性は十分にあると思う。マツイであれば非常に興味深い補強になるだろう」と綴っている。
松井は10月10日、今季最終戦となった本拠地でのロッテ戦に5番手として登板した。チームは0-5で敗れ4位が決定し、CS出場権を逃す結果に終わっている。すでに、日本国内でもその去就をめぐる様々な報道が流れている中、松井は今オフどんな決断を下すのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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