カージナルスと面談の松井裕樹「複数年契約に繋がる可能性もある」と米メディアは実績を評価
松井の移籍先はどこになるのか。リリーフ左腕への需要は高いはずだ(C)Getty Images
楽天から海外FA権を行使してメジャー移籍を目指す松井裕樹が、現地時間12月14日にカージナルスの関係者と面談したと米国内で報じられている。松井が交渉の為セントルイスを訪問したと、MLB公式サイトの記者であるマーク・フェインサンド氏が自身のSNSに投稿した。
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今オフで最も注目されたFA選手である大谷翔平のドジャース入りが決定し、ここから一斉に各球団の補強が進められることが予想される中、日本人リリーバーの去就にも進展がみられる可能性は高いのかもしれない。
フェインサイド氏の投稿に米国内メディアも反応しており、メジャーの移籍情報を扱う『MLB Trade Rumors』では現地時間12月15日、「カージナルス、ブルペン陣の補強に関する最新情報」と銘打ったトピックを配信。その中で、現在までのカージナルスの獲得候補選手の名前を挙げながら、「マツイの面談は注目」と加入への期待を寄せており、「10月の日本からの報道では、カージナルスは5度のNPBオールスターに興味を示している球団とされていたが、セントルイスでの会談はより具体的な指標となる」と見解を示している。
また、「28歳のマツイは、楽天ゴールデンイーグルスで6度にわたって30試合以上のセーブを記録」などリリーフでの実績を称えており、今季の成績についても、キャリアハイとなった39セーブや「57回1/3を投げて防御率1.57と驚異的な数字を残した」というハイパフォーマンスに賛辞を贈っている。