来季から背番号「1」に変更 中日・岡林勇希が歩む“ミスタードラゴンズ”への道
まず打撃面では、3番を打つシチュエーションが多くなっても良い。今季は15試合で3番を担い、打率.305とシーズンの数字(.279)を上回る。現状想定されるクリーンアップは細川成也、石川昂弥、中田翔orダヤン・ビシエドと右のスラッガーが並ぶ。ここに俊足巧打の岡林が加わると、機能性が高まりそうだ。もちろん「3番・岡林」プランの実現には、1番と2番を打てる選手の台頭が必須である。
守備面では、143試合センターでの出場が求められそうだ。今季は120試合でセンターとして出場。強肩と広い守備範囲を武器に、実質コンバート1年目でゴールデン・グラブ賞は賞賛に値する。次は全試合で同ポジションを守り続けられたら、名手への扉が開く。
岡林の歩みはそのまま中日の躍進につながる。優勝に導き、長年グラウンドに立ち続けた暁には“ミスタードラゴンズ”の称号を与えられても差し支えない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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