「2回ピットストップは“50:50”だった」オランダGP17位に終わった角田裕毅 大胆なレース戦略も奏功せず チーム首脳も「リスクを冒したが上手くいかなかった」
また、テクニカル・ディレクターのジョディ・エギントンも、「今週末は見直すことがたくさんある。ユウキの戦略は私たちの期待通りには機能せず、彼にとって難しいレースになってしまった」として、思い通りの展開とならなかったと強調した。
さらに、ローラン・メキース代表も、角田のレース展開への印象について、「レースではポジションを上げるためにいくつかのことを試し、ユウキを2ストップレースにするというリスクを冒したが、明らかにうまくいかず、レースのほとんどで渋滞に巻き込まれていた」などと述べている。
今回のレースについて、それぞれが不本意な内容だったと指摘する言葉が並んだ。だがその一方で、角田からは他にも、「チームとしてもっとうまくやれたはずだが、そこから学び、改善し、今後に向けて取り組んでいきたい」との展望も語られている。さまざまなトライを行いながら上位浮上の可能性を探るチームにおいて、ふたたび角田の光る走りがみられることを期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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