「もっと良いシナリオを描けた」角田裕毅、2戦連続ポイント獲得も好位置スタートを活かせず チーム代表は「少しがっかりしたが」
また、米スポーツメディア『SBNATION』はチーム全体の結果を振り返り、「ツノダとリカルドはともにスタートで出遅れた。ポジションを失い戦略の変更を余儀なくされ、最終的にRBのホームレースでダブルポイントを獲得するという夢はかなわなかった」と綴っている。
さらに同トピック内では、RB代表ローラン・メキエス氏による、「少しがっかりしたが、ポイントはポイント。ユウキとダニエルのスタートが良かったら、レースはもっと良いシナリオが描けただろう」などと語ったコメントも掲載。その上で、両者の予選での走りや、ポイントを得られた点をポジティブに受け止めており、次戦のモナコGPへ向け「ダニエルは優勝を含めて4回も表彰台に立っており、ユウキも現在絶好調なので、チーム全体で再び力強いパフォーマンスを発揮できるよう努力する」と語ったとしている。
メキエス代表の言葉通り、角田の走り、そしてチームとしてのパフォーマンスも悪くはないだけに、より上位を狙うことも不可能ではないはずだ。週末のモナコGPでもどれだけトップチームに肉薄できるか、期待は高まる一方だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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