RBと契約延長の角田裕毅 シーズンの早期段階で去就問題が決した理由を専門記者が分析「いかに評価が上がっているか」

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「今シーズンのツノダは本当に調子を上げてきた。昨年もパフォーマンス事態は悪くなかったが、一貫性に欠けていた。しかし、今シーズンは一貫性もある。レース前の週末の準備が強化され、最初のプラクティス・セッションからペースに乗り、自信をもって走れている。このことはRBの経営陣にも伝わっている」

 さらに「ドライバーは適切な環境であれば進歩する」と伝えたバレット記者は、オフトラックでの角田の“成長”にもクローズアップした。

「今年のツノダはオフトラックでもレベルアップした。振る舞い方が様変わりし、自信に満ちている。そして、悪名高い“赤い霧の瞬間”(レース中に激高すること)の自分をうまくコントロールする方法を見つけた。それでいて彼はチャーミングで、愛すべきキャラクターを保っている」

 あらゆる面で成熟した角田。そうした中で今季はキックザウバーから完全ワークスに切り替わるアウディやハースなども移籍先の候補として挙げられた。その事実も「いかに評価が上がっているかの証」とするバレット記者は、「契約には2025年末以降も彼が滞在できるオプションが含まれているとされ、レッドブルが将来の選択肢としてツノダを留めておきたいと考えたものと見られる」と断言。親チームの事情も絡んだ判断であった論じた。

 成長著しい角田。1993~96年の4年間、ティレルに所属した片山右京を超える5シーズン目を迎える日本の若武者から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]






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