荒れたカナダGP、終盤でスピンの角田裕毅にチーム首脳から擁護の声「誰にとっても難しいレース」
英モータースポーツサイト『PITPASS.com』ではレース後、各チームのドライバーやスタッフのコメントを伝えている。
その中で、角田の「今日は私のミス、愚かな行動だった。チームには申し訳なく思っています」などと語った反省の弁の他、また、車両責任者のギヨーム・デゾトゥーのコメントも紹介。「ユウキも波乱に富んだレースだった」と振り返っており、「レース中盤に向けて彼は7位となり、前を走るアロンソのペースに匹敵するほどだった」と評しており、「今日は誰にとっても難しいレースだったが、チームにとっては全体的にポジティブな週末だった」などと述べている。
さらに、ローラン・メキース代表も、「ドライバーとチームはサーキットでしっかりとしたチームワークを発揮しているし、ファクトリーではスタッフの努力が実を結び、2台が再びQ3に進出してポイントを獲得することができた」として、チーム全体の働きを称えている。
2週間後のスペインGPから夏場にかけ、ふたたびヨーロッパが舞台のレースが続く。角田には心機一転、今回の悔しさを晴らすパフォーマンスを期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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