アルファタウリの角田裕毅がF1最終戦で8位入賞!早くもレッドブル昇格の声 来季開幕前に「人事異動」の可能性は?
海外メディアによると今季で退任するアルファタウリのフランツ・トスト代表は「純粋にドライビングの能力では文句なくトップクラスにある。実力を発揮してもらえるよう、いいマシンをできるだけ早く用意したいと考える」とコメントした。
角田についてもレッドブル昇格を望む声が持ち上がっており、英モータースポーツニュースメディアのクラッシュネットが「角田が2025年のレッドブルから見過ごされるべきではないことを示した」と評価した。
レッドブル陣営はトップチームのレッドブルに、若手育成も担うジュニアチームのアルファタウリ(旧トロロッソ)の2チーム体制。過去にはシーズン途中での「人事異動」が頻発したこともある。現チャンピオンのマックス・フェルスタッペンも参戦2年目だった2016年の第5戦スペインGP直前にトロロッソからレッドブルに昇格。19年には現アルピーヌのピエール・ガスリーがトロロッソに降格し、現ウィリアムズのアレックス・アルボンと入れ替わったこともあった。
レッドブルのセカンドドライバーを担うセルジオ・ペレスは今季も苦戦したレースがあり、来季中に「人事異動」が発令されてもおかしくない。可能性は極端に低いものの、来季の開幕前にその英断が下されることだってあり得る。
角田が1年目の時も最終戦アブダビGPで4位入賞を果たし、株を大いに上げた。今年もシーズン最後に高いポテンシャルを印象づけ、追い風のままオフシーズンに突入することはできた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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