小林可夢偉 米NASCARカップデビュー戦はほろ苦３３位 ２度追突される憂き目に
小林可夢偉は２度の追突を受けた影響もあり、３３位に追わった（トヨタ自動車提供）
元Ｆ１ドライバーでトヨタの世界耐久選手権チームの代表を務める小林可夢偉が８月１３日、米ＮＡＳＣＡＲデビューを果たした。米インディアナ州のインディアナポリス・モータースピードウェイ（ＩＭＳ）のロードコースで開催されたＮＡＳＣＡＲカップ第２４戦「ベライゾン２００・アット・ザ・ブリックヤード」に２３ＸＩレーシング（トヨタ・カムリ）から出場。トップから２周遅れの３３位でチェッカーを受けた。
決勝では２８番グリッドからスタートし、１周目に１台を追い抜いたが、２周目に他車に追突されてハーフスピンを喫し、３７番手まで順位を落としてしまう。その後は粘り強く走り抜いてトップ集団のピットストップの間に８番手に浮上したこともあったが、総じて後方での争いとなり、終盤には再び他車に追突されて後退した。
ＮＡＳＣＡＲの最高峰カテゴリーの公式戦に出場した日本人は福山英朗以来、２人目。決勝前には「レースも簡単ではないと思いますが、自分の経験、力を出し切っていいレースにしたいなと思います」と話していた。
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