「マックスと似たスタイルで運転する」ホーナー代表がローソン起用に踏み切った根拠を”力説“ 王者と組む重圧にも屈しないと太鼓判「適性がある」
だが一方で、「しかし、リアムは彼らとは異なる性格だと思う。彼は、そのプレッシャーに対処できる異なる個性を持っている」と強調。さらに、「彼はマックスと似たスタイルでマシンを運転する。フロントエンドを非常に積極的に扱うことを恐れない」とドライバーとしてのスキルを称えるとともに、「そのため、ドライビング特性に関しては、セットアップが両者でより近い状態で運用できるだろう」などと見通している。
また、ホーナー代表は、ローソンが9位入賞を果たしたブラジルGPについて、荒れたレースでの走りを振り返り、「ブラジルは興味深いレースだった。今季の全てのルーキーはそれぞれ、ルーキーらしいところを見せたが、リアムは車を壊さずミスもしなかった」と絶賛。また、「彼はまるで経験豊富なドライバーのようだった」などと評している。
22歳に対する前向きな言葉は続き、「彼はハードに戦い、しっかりとしたメンタルを持っている。この席に座るにはそれが必要だ」と主張する他、「マックスのチームメイトとしてのプレッシャーに耐え、それに見合う期待に応えるだけの適性があると思う」などと評している。
ホーナー代表が見込んでいる通り来季、ローソンはチームに成功をもたらすことができるか。それとも、王者と組む若きドライバーにとって、厳しい試練のシーズンとなるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】角田裕毅ではなく、なぜローソン? レッドブルの選択に独記者も疑問符「ツノダは本当のチャンスを一度も与えられなかった」
【関連記事】「チームに留めておく意味があるのか」ホーナー代表が明かした角田裕毅の評価 RB5年目の来季が最終シーズンか 「手放すか、別の道を探すしかない」
【関連記事】「ユウキは本当に気の毒だ」ローソンのレッドブル昇格報道に英識者が憤り 角田裕毅を起用して「うまくいかなければリアム昇格もできた」とも