「未来を懸けた重要なシーズン」の角田裕毅に欧メディアが要求 キャリア継続には開幕から結果が必要「もはや居場所はなくなるかもしれない」
また、「我々が彼にできることは、もうそれほど多くない。ドライバーはいつまでもホンダを頼ることはできない。今のキャリアの段階では、自分で考えなければならない」との言葉も発せられている。
そしてトピック内では、レッドブルのヘルムート・マルコ顧問のコメントもあり、『Motorsport.com』からの引用として、角田の今季への見解を伝えている。
マルコ顧問は、「良い結果を出せばF1での未来はあるが、そうでなければ、もはやF1に居場所はなくなるかもしれない」と断じている他、新たにコンビを組む、アイザック・ハジャーの存在にも言及。「ツノダの隣には若くて速いチームメイトがいる。彼の未来は自分次第であり、自らでモチベーションを高めなければならない」と主張。チーム内の若きライバルを上回る必要があると訴えている。
『F1i.com』は角田を取り巻く人物の胸中を伝えた上で、開幕戦のオーストラリアGPから「ツノダはF1キャリア最大の試練に立ち向かうことになる」としており、新シーズンでの戦いについても、「もしこのプレッシャーを跳ねのけ、チャンスをつかむことができれば、新たな展開が訪れるかもしれない」などと見通している。
未来を切り開くため、これまで以上の結果が求められている角田の走りはシーズンを通して大きな注目を集めることは間違いない。2025年の初戦、オーストラリアGPは現地時間3月14日に開幕する。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】角田裕毅は“風向き”を変えられるか 「リアムを選んだ理由を理解している」との“優等生発言”に隠された闘志
【関連記事】ハミルトンは新天地で再び輝くか 過去にフェラーリへ移籍したチャンピオン経験者の成績は?
【関連記事】レーシングブルズの鍵を握る角田裕毅 米メディアは高く評価するも“堅実さ”が重要と指摘「目標は7位争いに持ち込むこと」