レーシングブルズの鍵を握る角田裕毅 米メディアは高く評価するも“堅実さ”が重要と指摘「目標は7位争いに持ち込むこと」

角田はチームのエースとして存在感を示せるか(C)Getty Images
角田裕毅が所属するレーシングブルズは、オフシーズンでも注目を集めるチームの1つだ。昨季終了後よりレッドブルへの昇格を巡って、シートを掴んだリアム・ローソンと角田の名前がメディアを賑わせてきた。また、レーシングブルズに新加入となった20歳のアイザック・ハジャーもグループ内の有望株として、大きな期待が寄せられている。
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今季よりチームはレーシングブルズが新名称となるなど、幾つもの変化とともに2025年シーズンに臨む。かつて、「トロロッソ」としてレッドブル傘下に位置付けられて以降、チームは10シーズン目を迎えことになる。今季も上位進出に挑む戦いが予想される中、海外メディアでもレーシングブルズに対し冷静な視点からの分析が行われている。
米国自動車専門サイト『Autoweek』では、2月3日の特集記事において、レーシングブルズの新シーズンを展望。各ドライバーの特徴やシーズンでの目標などを論じている。
同メディアは、それぞれのドライバーへの印象を綴っており、角田については「パフォーマンスはマシンの戦闘力や限界に左右されてきたが、2022年にピエール・ガスリーが去って以降、チームの柱として最も安定したドライバーとなっている」と高く評価。また、昨年のパフォーマンスについても、「2024年はキャリア最高のシーズンだった」「その成長は称賛に値する」などと振り返っている。