「ユウキに謝らなければならない」角田裕毅、豪州GPはチームの戦略ミスで無念の12位 メキース代表はレース後に謝意も「モータースポーツの厳しさの一部だ」
レース終了後には、F1公式サイト『Formula1.com』により、角田、さらにはローラン・メキース代表のコメントが紹介されている。角田からは、「今日はピットのタイミングがうまくいかなかった。ピットインが遅すぎて、セーフティカーの後に突然11位に落ちてしまった。ペースはあったし、大きなミスもほとんどなかったけど、最後の雨で状況が変わった。できる限りのことはやったし、自分のパフォーマンスには満足している」と無念さを滲ませながらも、前向きな言葉が発せられている。
また、チームの指揮を執ったメキース代表は、角田について、「ユウキは再び雨が降るまでは非常にいいパフォーマンスを発揮していた」と称えるとともに、「我々は最後の判断を誤り、それが大きな代償を生んだ。ユウキには謝らなければならない。彼をステイアウトさせるというギャンブルは成功しなかったが、それもモータースポーツの厳しさの一部だ」と述べており、戦略ミスを認めるコメントを残している。
波乱のレースでも存在感を示していた角田だったが、結果につなげることはできなかった。 週末に開催される第2戦、中国GPでこの悔しさを晴らす走りを期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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