「モノが違う」「別格」巨人のドラフト1位・石塚裕惺が目指す将来像は坂本か、岡本か
右の強打者である石塚への期待は高い(C)産経新聞社
早くも評判は上々です。
1月の新人合同自主トレを視察した球団関係者の間で、巨人のドラフト1位ルーキー・石塚裕惺への期待が高まっています。
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花咲徳栄(埼玉)時代は走攻守三拍子揃い、3年夏にはチームを甲子園に導いた右の強打者。9月に台湾で行われた「第13回 BFA U18アジア選手権」では、侍ジャパン高校日本代表の「4番・ショート」として準優勝に貢献。いち早く木製バットに対応し、チームを牽引しました。
スポーツ紙のデスクは言います。
「昨秋のドラフトで、巨人は1位で関西大の左腕・金丸夢斗を指名しましたが、4球団の競合の末、外しました。外れ1位では将来性豊かな高校生内野手の石塚へと方向転換。そこで西武との抽選を経て、交渉権を獲得したのです。石塚指名には、阿部監督の強い意向が働いたとも言われています。181センチ、90キロの堂々とした体格は素晴らしく、肩の強さはもちろん、守備範囲も広い。指揮官はベタ惚れである以上、『高卒ルーキーはまず数年間は身体作り』という定型に収まることなく、早い段階で1軍の経験を積むことも期待されます」
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