「微調整がうまくいっている」菊池雄星が今オフFA市場で熱視線 米球界で存在感が増している「背景」とは

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 菊池のポストシーズンでの登板は、昨年のワイルドカードシリーズ第2戦ツインズ戦での救援による1試合のみで、1回2/3を3安打1失点だった。緊張感がレギュラーシーズンとは異なるプレーオフで輝きを示せば、そこも大きく評価されることになる。

 同ランキングの1位はヤンキースのフアン・ソト外野手。2位以下はオリオールズのコービン・バーンズ投手、アストロズのアレックス・ブレグマン内野手、ブレーブスのマックス・フリード投手、ジャイアンツのブレーク・スネル投手とマット・チャプマン内野手、ブルワーズのウィリー・アダメズ内野手、パドレスのキム・ハソン内野手、メッツのピート・アロンソ内野手、ドジャースのジャック・フラハティ投手までがベスト10入りした。

 通常、FA市場では野手の方が注目を集めて、契約総額も高くなる傾向が強い。だが、このオフは先発投手が上記したように数多くランキングのトップに名を連ねる。11位以下も12位にレンジャーズのマックス・シャーザー、14位にネーサン・イオバルディ、18位にメッツのルイス・セベリーノ、19位にショーン・マナイアと先発投手が続いた。最大の注目を集めるポジションであり、その一角を担う菊池も大型契約が期待される一人だ。

 昨オフはドジャースと大谷翔平のプロスポーツ史上最高総額の10年契約に、ドジャースと山本由伸の投手史上最高総額の12年契約と、FA史上の主役は2人の日本人選手だった。2人で話題を独占したが、このオフも先輩左腕がパズルのようなFA史上で存在感を示しそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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