「FAを目前に控え大きな痛手」6月低調な菊池雄星 トレード市場や新契約への影響を米メディアが示唆
さらに、3年契約が満了となるシーズン終了後についても、「フリーエージェントを目前に控えた彼にとって、これは大きな痛手となる」と見通しており、続けて「彼の年齢では、これが9ケタ近い複数年俸を手にする最後のチャンスになるかもしれない。その可能性は低いものの、「関心のある球団が彼をリスクと見なすようになればどうにもならない」と綴っている。
また同メディアは、「2022年に最悪の状況を乗り越えた男が、真夏の崩壊によって究極のカムバックストーリーを汚されるのは残念だ」とブルージェイズでのキャリアを振り返りながら、「キクチを応援する人は多い。彼がいなければ、チームは2022年以降、おそらくもっと悲惨な結果になっていただろう。彼は素晴らしい投手であり、自分の立場を築き続ける限り、報酬を得るに値する」と期待の言葉も並べ、今後の奮起を促している。
今季中の成績は、この先の球界における立ち位置を決める上でも極めて重要となることは言うまでもない。夏場の戦いを迎える中、菊池は正念場を乗り越えられるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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