菊池雄星、圧巻の奪三振ショー! 自己最多13奪三振も…5勝目ならず リリーフが9回に逆転サヨナラ許す
菊池雄星が自己最多13奪三振を挙げたが5勝目はならず(C)Getty Images
ブルージェイズの菊池雄星が現地時間7月9日(日本時間10日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発登板。7回1/3を投げて6安打2失点、自己最多13奪三振を記録する好投を見せたが、リリーフが9回に逆転サヨナラを許し、今季5勝目を手にすることができなかった。防御率は「4.00」となっている。
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初回二死から4者連続で三振を奪うなど上々の立ち上がりを見せた左腕は、3回にブレット・ワイズリーに初安打を許したがこの回は無失点。しかし4回、先頭のエリオト・ラモスに中越えの12号ソロを浴びてしまって先制を許してしまった。菊池は4回まで毎回の7三振を奪ったが、4回に痛恨の一発を打たれてしまった。
しかし、5回は先頭から連打で無死一・三塁のピンチを背負ったものの、タイラー・フィッツジェラルド、ワイズリーを連続で空振り三振に切って取ると、タイロ・エストラダは遊飛に打ち取って無失点で終えた。
さらに、6回も2三振、7回もパトリック・ベイリーから三振を奪って12奪三振。すると、7回に味方打線が反撃。アーニー・クレメントの3ランで逆転し、1-3となった。
8回は先頭のフィッツジェラルドにソロを浴びてしまい、1点差とされた菊池だったが、ワイズリーを空振り三振に切って自己最多13奪三振をマーク。12三振を奪ったマリナーズ時代の2021年7月23日、アスレチックス戦以来となる2ケタ奪三振を記録した。