「野球に対する姿勢が素晴らしい」阪神30歳内野手の"稀有さ"を宮本慎也氏も絶賛 天敵ケイから価値ある一発
大山は苦手のケイから価値ある一発を放った(C)産経新聞社
9月23日のDeNA戦(横浜)に「5番・一塁」で先発出場した阪神・大山悠輔がチーム天敵のアンソニー・ケイから価値ある一発を放った。
1点ビハインドの6回先頭の打席。追い込まれてから、ケイの内角のカットボールを一閃。同点となる12号ソロを放った。
低い弾道で飛び出した打球は虎ファンが待つ左翼スタンドに飛び込み、大歓声が沸き起こった。
今季は試合前まで7試合で防御率0.57と完ぺきに封じ込められていた天敵、CSでも再び対戦する可能性のある左腕に対し、価値ある一発、大山も節目の150本塁打まであと1と迫った。
23年に続き、優勝に輝いた今季はクリーンアップの5番を務めた。本塁打、打点の二冠を走る佐藤輝明の後ろの打順をしっかり固め、リーグトップの「67」四球を選ぶなど、特に夏場以降にポイントゲッターとして力強い姿を示した。
そんな大山の数字だけではない価値を力説したのは、23日の試合の中継解説(NKK-BS)を務めたヤクルトOBの宮本慎也氏だった。
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