「短期決戦で爆発する気がする」阪神優勝に導いた大山悠輔に球団レジェンドからも期待の声!「重圧から解放された」
掛布氏は大山の今季の成績について「確かにホームランも14本、打点でも佐藤(輝明)よりも少ない、打率も3割に届かない。すごい我慢したと思う」と述べており、「でもフォアボールは90個近く選んでいるわけでしょ?」と指摘。続けて「自分としては数字に納得はしていないかもしれない」として、チームプレーに徹した大山の意識を称えた。
さらに、優勝が決まった瞬間、大山が涙した姿も思い返しながら「相当なプレッシャーを感じて打ち続けていた一年だった」と心情を読み解いており、その上で「重圧から解放されたことで、これからの残りの試合、良い形の大山に変わっていくのでは。CS、日本シリーズとすごく大山に期待してみたい」と語っている。
また、自身が1985年に日本シリーズに出場した経験を踏まえ「(短期決戦では)シーズンの成績は関係ない」と主張。「ペナントレースの数字は捨てて良い」と論じながら、「CSと日本シリーズで2試合ずつ、計4試合を自分のバットで決める、そのくらいの割り切りで打席に立てば、大山らしさというのが出てくると思う」と見解を語っている。
今季、大山は全試合でスタメンに名を連ねており、打順、ポジションも不動という内容にも首脳陣からの信頼の高さが表れている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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