【巨人】佐々木、泉口開幕1軍決定!スーパールーキー躍動で奮起が求められている「名セカンド」の存在とは
吉川は堅守で知られる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人で注目を集めていた開幕1軍メンバーをめぐって、ルーキーたちのアピールが実りそうだ。
阿部慎之助監督が、ドラフト3位の佐々木俊輔(日立製作所)と同4位の泉口友汰(NTT西日本)の開幕1軍を明言したと19日付けのスポーツ各紙が報じている。
【動画】守備でも魅せた!17日の日本ハム戦で珍しいトリプルプレーの起点となった巨人・泉口の守備シーン
まず佐々木はここまでオープン戦打率.452をマーク。キャンプ当初から注目された卓越したスイングスピードを武器に球を引き付けて広角に打てる点も評価されている。外野守備でも先のオープン戦で背走キャッチが話題を呼んだ。スピードを生かした守備範囲の広さ、俊足と走攻守に優れた選手として、見事1軍の椅子をゲットした。
さらに実戦に入ってからぐっと評価を高めたのは内野手の泉口だ。特筆すべきは守備の堅さだ。元々は遊撃が本職であったがオープン戦に入ってからは内野全ポジションで出場、食らいつく姿勢でここまで失策0と守りの野球を目指す今季の阿部野球にマッチする人材といえそうだ。
「7番・三塁」で先発出場した17日の日本ハム戦(エスコンフィールド)では初回無死一、二塁の場面で迎えた郡司裕也の三塁線への打球を捕球とともにベースを踏み、すかさず二塁へ送球。5-4-3のトリプルプレーを完成させた。ルーキー離れした落ち着いた判断力がスーパープレーを生んだ。
オープン戦打率はここまで.192だが四球を選んだり、進塁打をマークするなど、指揮官が求める「献身性」も体現できているとあって、佐々木とともに開幕からの1軍切符を手にした。