侍ジャパンが韓国との決勝へ!豪州に10得点大勝も高木豊氏が指摘した課題とは?
一方の攻撃陣では、今大会初出場の藤原恭大(ロッテ)に注目。1番打者に抜擢されたこの試合で、4打数3安打2打点2四球の大活躍を見せた同選手について「よく打線を引っ張ったと思う。全体的な勢いを作った」と称賛。また、「(19日の決勝戦で)藤原を1番打者で使う可能性が出てきた。岡林が本来の打撃ではない。門脇も状態が良いし、下位打線から1番に戻ってきたときに勝負強さという点で見ると藤原の方が一枚上手かなと思う」と話し、決勝戦での藤原の1番起用を予想した。
一方で、高木氏は新生・侍ジャパンの課題も指摘。「(今大会では)盗塁が決まらない。走塁面で見るとまだまだ未熟な部分があるのかな」と語った。この試合では初回1死一、二塁の場面で重盗を試みるも、一塁ランナーの小園が盗塁死。これで小園は3試合連続盗塁死となった。この場面について高木氏は「スタートが遅れたらいかない、という判断力をつけていかないと」と話し、「決勝戦ではないように」と指摘した。
予選で見事3連勝を飾った侍ジャパンは、アジアの頂点を懸けて決勝に挑む。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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