侍ジャパンが韓国との決勝へ!豪州に10得点大勝も高木豊氏が指摘した課題とは?
高木豊氏
11月18日、「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」1次リーグ第3戦が行われ、侍ジャパンはオーストラリアを10-0のコールドでコールド勝ち。無傷の3連勝で決勝進出を決めた。
侍ジャパンは初回、無死一、二塁のチャンスに3番・小園海斗(広島)の中前適時打で先制。3回も4番・万波中正(日本ハム)が2点適時三塁打を放った。その後の回でも追加点を奪った侍ジャパンは、8回までに計10得点を挙げた。
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一方の投手陣はオーストラリア打線を相手に圧巻の投球を披露。先発の早川隆久(楽天)は5回まで一人の走者も許さず、無安打無失点、7奪三振の快投を見せると、2番手・吉村貢司郎(ヤクルト)も1回2/3をパーフェクトで続いた。3番手・佐藤隼輔(西武)は1安打、2四球を献上したものの無失点に抑え、最後は清水達也(中日)がしっかりと三者凡退に抑えて、日本が誇る投手陣が見事な完封リレーでオーストラリアを圧倒した。
今大会3連勝を飾った侍ジャパン。球界OBはこの試合の戦いぶりをどう見たのか。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍している高木豊氏が自身のユーチューブチャンネルを更新し、オーストラリア戦を振り返った。
高木氏は完封リレーを披露した投手陣を「危なかったのは7回だけで、他はほぼ完璧だった」と絶賛。5回パーフェクト投球を見せた先発の早川については「完璧だったね。立ち上がりは少し硬かったけど、3回の三者連続三振で勢いに乗ったよね。(オーストラリア打線)を圧倒していた」と左腕を高く評価した。