中日の福永裕基と村松開人を球界OBが絶賛!一方で”新人頼み”の打線には不安も
現在、福永は得点圏打率.133ではあるが、打率.294、出塁率.328とチャンスメイクに長けている。一方、村松は打率.226と低迷しているが、得点圏打率.345と勝負強い。それぞれのストロングポイントが徐々に見え始めており、実際に2日の試合では2アウトから福永が左安打で出塁して、最終的には村松のサヨナラタイムリーにつながっている。2人のルーキーが中日の得点パターンとして今後も機能するかもしれない。
とはいえ、長いシーズンを戦い抜くことは初めてのため、調子を落としてしまい、そのままシーズン終了、というケースも考えられる。中日はリーグ最下位の144得点、リーグ1位の得点数のDeNA(204点)とその差は大きい。現状の新人野手ばかりが目立っている状況が続ければ、打ち負ける試合は増えるだろう。ビシエドや大島洋平を始めとした実績のある選手、アキーノやアルモンテなどの助っ人の躍動がなければ、もう一度最下位脱出を図ることは難しい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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