レギュラーの関門も乗り越えた?巨人の新55番、秋広優人を奮起させた「原のムチ」
続けてこのカードから5番を任せるなど存在感を増している秋広の最近の姿に関して「ひょうひょうと淡々というか、(内心は)本人もすごい熱いものを持って戦っていますし。一日一日を大事に糧として栄養にしてくれていると思います」と今後の成長にも期待した。
途中交代後、次の試合ですぐに首脳陣の信頼を取り戻した秋広。また巨人のレギュラーを張るには、こういった原監督の叱咤にしっかり答えを出していく必要もある。常勝軍団ゆえに常に結果を求められるとあって、少しでも調子を落としたり、緩慢なプレーを見せると原監督は主砲の岡本和真にすら厳しめのコメントを発して、選手に気づかせることがルーティンともなっている。いわば、巨人でレギュラーの階段を上がるための通過儀礼となっているが、秋広もしっかり応えてみせた。
これでチームは4連勝、3位のDeNAとは0・5ゲーム差とした。目指すV奪回のためにはすでに規定打席にも到達し、打率・295(30日現在)と好調な新55番、秋広の力が欠かせないとあって、引き続き、次の活躍シーンも楽しみにしたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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