「春先はまだ厳しいかなと思っていた」ブレイクした巨人・秋広優人の急成長に巨人OBも驚き「変化のスピードを感じる」
5番に定着した秋広。打率3割近くを残し、10本塁打と結果を残している(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
「背番号55」への期待が高まり続けている。
巨人の秋広優人は今季、持ち前の打撃センスが開花し春先より一軍に定着、現在までクリーンアップでの起用が続いている。
【動画】30日の中日戦、8回に秋広が清水から均衡を破る先制の2点適時打を放ったシーン
常に打率は3割前後をキープしてきており、先月下旬には規定打席にも到達、リーグ打撃10傑に名を連ねることに。また本塁打数も10本と2桁に乗せ、先月には4試合連続でアーチを放つなど、長打力も発揮している。
交流戦前から3番打者として存在感を示し続けてきた中、先月28日の中日戦からは5番で起用されており、チームの中軸としてさまざまな役割を担うまでに成長を遂げている。不動の4番である岡本和真との並びは相手バッテリーへの大きな脅威であることも間違いない。
日々頼もしさが増す秋広に対し、同じく左打者として活躍した球団OBもその素質を称えるコメントを発している。長く巨人の主力として活躍した岡崎郁氏、そして清水隆行氏がYouTubeチャンネル『アスリートアカデミア【岡崎郁 公式チャンネル】』の中で今季の秋広のバッティングへの印象を語った。
「彼は開幕をファームで迎えているんですよね」
動画の中で、清水氏がそう語りながら、今季序盤は秋広がまだ二軍でプレーしていたことを振り返っており、「二軍での打撃もみた時は、ちょっとまだ厳しいかなと思っていた」と凡打やヒットも含め、打撃全般の内容が良くなかったと指摘した。