「サムライを葬るつもりだ」決戦を前にしたクロアチア指揮官が日本を警戒!英メディアはベテラン長友佑都の「言葉」に注目
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サッカー日本代表は、いよいよカタールワールドカップベスト8入りを懸けた一戦を迎える。日本にとって4度目の決勝トーナメントの戦いの相手は、前回大会準優勝、さらに1988年にも初出場で3位という好成績を残してきたクロアチアだ。
これまでにないステージに進むための最後の壁は、この上なく高いものの、海外メディアでは日本チームの頼もしい声を伝えている。イギリスメディア『The Garden』では、決戦を前にした日本の長友佑都の意気込みにフォーカスしており、さらにクロアチアのズラタコ・ダリッチ監督の言葉も紹介している。
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「クロアチア戦に臨むサムライブルー」と銘打たれたトピックでは、冒頭よりチームを鼓舞するベテランの熱意を称え「DFユウト・ナガトモの熱いスピーチが、辛い記憶を癒すためのチームの一体感を象徴している」と記している。
続けて「日本のサムライは世界的に有名ですが、私たちもサムライのように戦いたいと思います。明日は、勇気を持って戦う姿をお見せしたいと思います」などといった長友のコメントを掲載。それに対し同メディアは「ナガトモの叫びの背後には現実がある。ドイツ戦では27%、スペイン戦では18%という、1966年以来ワールドカップでの試合で最も低いポゼッション率で強豪撃破を達成した。決して屈することなく戦い続けることが、ノックアウトラウンドへの進出の要因だった」と指摘した。
さらに同メディアは、前回のベルギー戦を含めた過去3度のベスト16の戦いを振り返りながら、目前に迫った「決戦」に挑む日本に対し「日本は月曜日、自分たちのサッカーの歴史から辛い記憶を消し去る必要がある」とエールも送っている。