「まさに夢あるな」中日からトレード→移籍3年 年俸10倍の日本ハム27歳捕手が話題「もっと現ドラやトレードが活発になってNPBが盛り上がってほしい」
郡司は様々なポジションを守りながら、チームを支えた(C)産経新聞社
日本ハムの郡司裕也が12月3日、契約更改交渉に臨み、今季年俸の5500万円から大幅アップとなる1億円を超えてサインと報じられた(年俸は推定)。
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今季はシーズン中に4番も務め、打率.297、2年連続2桁となる10本塁打、42打点をマーク。規定打席にこそ到達しなかったが、守備においても本職の捕手を含め、一、三塁、左翼、中堅と持ち味のユーティリティでチームを支えた。
新庄剛志監督も成長した選手に名前を挙げ、「この選手抜きでは今年は難しかった」と言及するほど、信頼を寄せられた。
2023年6月に中日からトレードで加入した郡司の転機となったのは、24年春季キャンプ中の出来事にもあった。三塁を守る清宮幸太郎がキャンプ直前の負傷で離脱すると、出場機会を広げるために三塁手としての出場を志願。指揮官にチャレンジを認められ、昨季は規定打席に到達するなど大きく飛躍した。
「ぐんぐん郡司」の愛称で知られ、まさにその言葉通り、貪欲に野球に取り組み、移籍後は順調に推移した年俸のアップ率にも注目が高まる。移籍当時の中日時代の年俸は975万円だったが、今季の契約更改で1億超えと約3年弱で10倍に達したことに。
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