日本ハム27歳捕手は「いよいよ外せない選手になってきたな」スーパーユーティリティぶりも話題 「夏男、期待してます!」
郡司は先に初の中堅守備についたことも話題を呼んだ(C)産経新聞社
パ・リーグ首位を走る日本ハムにおいてはいよいよここから、勝負の夏場の戦いを迎える。
柔軟な選手起用で知られる新庄剛志監督がいかに必勝オーダーを組んでいくのかも注目となる中、ぐんぐん郡司の愛称でも知られる郡司裕也にも期待が高まっている。
7月19日の楽天戦(楽天モバイル)では「4番・三塁」で先発出場。初回一死一、三塁の好機に相手先発左腕、古謝樹のスライダーをしっかり捉えて先制の適時打をマーク。試合はフランミル・レイエスのリーグ最速の20号ソロ、万波中正が2打席連続弾と一発攻勢で5-2と楽天を下したが、捕手登録ながら、郡司は開幕からここまで一塁、三塁、外野と複数ポジションを経験、チームを支えている。
また7月11日のオリックス戦(エスコンF)では、試合途中から人生初のセンターのポジションについたことも注目を集めた。
0-6の8回守備から中堅へと回ると、指揮官の様々な起用法にも慣れている本拠地の日本ハムファンからもどよめきが起きた。
自身も貴重な体験となったが、慣れないポジションにも「ミスをしても使ったほうが悪い」と、開き直れるところが、郡司の強みともなっている。
23年途中に中日からトレード移籍を果たした郡司は日本ハムでは3シーズン目を迎える。昨季はプロ5年目にして自身初の規定打席に到達、球宴にも初出場とチームの顔としてどんどん知名度も上がっている。






