羽生結弦の「穴」犯人捜し、さんま苦言、4回転半への疑問・・・北京五輪「羽生狂騒曲」総集編

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◆泣き叫ぶボランティア

 羽生は中国でも人気が高く、一挙手一投足が注目された。カナダの公共放送「CBC」は、14日に羽生の記者会見が行われた会場外で中国人のボランティアが仕事を忘れて? スマホで撮影している様子を伝え「とてつもない人だかり。少女は叫び、泣き崩れる者も。90年代のバックストリートボーイズのコンサートにいるかのようだ」などと熱狂ぶりを表現した。

 中国メディアは大会期間中、何度もトップ記事で羽生を特集。20日のエキシビションで演じたテーマ曲「春よ、来い」は中国版ツイッター「ウェイボー」で検索ランキング1位になり、中国紙「斉魯晩報」は「羽生が氷に感謝のキス。その美しさにみな心を奪われ、見ている者は思わず涙ぐんだ」などと伝えた。

◆閉会式でも悲鳴

 羽生は閉会式に出席しなかったが、存在感は抜群だった。中盤で会場の大型スクリーンに今大会のハイライト映像が流れ、羽生がフリーで挑んだ4回転半ジャンプが映し出された。着氷しながら転倒すると、会場中が悲鳴に包まれた。

 その数分後に再び羽生の姿が映り、成功したジャンプに大きな歓声があがった。3連覇は逃したが、挑戦した4回転半が世界で初めて認定され、名場面の1つとして取り上げられた。羽生という存在が、メダルの色を超越する輝きを放ち続けた北京五輪だった。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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