羽生結弦、日中国交正常化50周年式典参加の「意義」…「100人の外交官に匹敵」との声
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やはり、その名が上がってきました。
日中国交正常化50周年記念慶典の組織委は9月16日、都内で同29日に開催される記念イベントに、フィギュアスケート男子で2014年のソチ、2018年の平昌と冬季五輪を連覇した羽生結弦さんが、特別ゲストとして参加することを公表したのです。
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プレスリリースでは、こううたわれました。
「2連続冬季五輪金メダリストとして、日本において既に国民的英雄ですが、北京冬季五輪での中国における熱狂ぶりは記憶に新しいところです。このことを一過性のものにせず、今後の日中交流における主役である両国の若い世代共通の未来と希望のシンボルとして活躍してもらうことを期待しています」
当日は夜の記念式典に参加しますが、その内容についてはまだシークレット。しかし、50年前の「9・29」が、今でも国民的人気を誇る田中角栄総理大臣と、中国の周恩来首相が日中共同声明に署名した記念すべき日であることを考えれば、これは最高の人選とも言えそうです。
スポーツ紙の記者は言います。
「北京五輪での『羽生フィーバー』は凄まじいものがありました。現地入りした瞬間から中国メディアはその一挙手一投足を詳細に報じたんです。羽生さんは足を負傷したにもかかわらず、集まった現地のファン達に手を振ったり丁寧にお辞儀をしたりと、紳士的に対応し、その姿がSNSで一気に拡散していった。飾らない人柄が、中国人のハートを確実につかんだわけです」