「何の減点も付けられない完璧な演技」小塚崇彦と高橋成美が語る羽生結弦の名演技
一方、小塚氏は、かつて共に男子シングル界の筆頭として戦ってきた自身ならではのこんなエピソードを語っている。
「僕はやっぱり『パリの散歩道』ですかね。2012-2013シーズンのGPシリーズアメリカ大会で一緒に出場したので覚えています。当時、僕が先に滑ってその次に羽生くんだったんですが…。僕も90点超えで結構良かったんですが、その後に羽生くんが100点近く出したんです。僕自身も良いはずなのに、もっと盛り上がっていて、『あれ、負けたんだ…』と思ったのが印象強いですね。その時の演技を見て、『あ、新しい子が行ったんだな』と思った瞬間でもありました」
記憶にも記録にも残る数々の名演技を残してきた羽生。
動画内ではこの他にも、小塚氏が「羽生の『へ』」と語るあのプログラムで用いられているポーズや、羽生が持つ表現力のすごさについても語られている。
男女、ペア、そしてアイスダンスと今季のフィギュアシーズンも日本勢の活躍が非常に楽しみだ。
動画内ではこの他に、女子シングルの展望についても語られている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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