羽生結弦、「現代用語の基礎知識2023」の表紙の一人になった「凄み」とは
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「時代の寵児」の一人に認定されたといっても、過言ではありません。
毎年11月に刊行される「現代用語の基礎知識」の2023年版の表紙がこのほど公開されました。その年を彩った「パーソン・オブ・ザ・イヤー」がイラストで登場するのですが、その一人にスポーツ界から羽生結弦が選ばれたことは、特筆に値するといってもいいでしょう。
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ネットメディアの関係者は言います。
「巻頭キーパーソンとして表紙のイラストに描かれたのは、ゼレンスキー大統領に藤井風さん、坂東彌十郎さん、反田恭平さん、桂二葉さん、斉加尚代さんといった重厚な面々です。この人々と一緒に『2022年の顔』と認定されたとすれば、それは大変名誉なことではないでしょうか」
スポーツ紙のデスクも、こう語気を強めるのです。
「確かに2月の北京五輪における存在感は、凄まじいものがありました。しかし通常、このような『今年の顔』には金メダルに輝いたとか、世界新記録を出したとか、ある意味分かりやすい指標があるものです。しかし、羽生選手がここに載るのはそんな単純なものではなく、『新しい挑戦を始めた』という、強い共感を呼んだその物語性にあるのではないでしょうか」
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