羽生結弦さんが夕方ニュースで災害や防災の現場に出向くことの「尊さ」 最前線で奮闘する関係者にも光
羽生さんが災害救助の精鋭部隊をリポートした(C)Getty Images
価値ある、意義深い放送だったと断言できます。
12月14日に日本テレビ系のニュース番組『news every.』内で放送された「羽生結弦 伝えたい思い」の第3回です。「災害救助のスペシャリスト 警視庁・特殊救助隊の訓練の現場へ 隊員の思いとは…」と題して、羽生結弦さんが特殊救助隊の訓練を体験取材。警視庁が誇る災害救助の精鋭部隊をリポートしたのです。
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被災地の捜索で大きな役割を果たす救助犬に想像を超えた特殊技能があることや、ヘリコプターからの降下訓練、上層階のけが人を救出するための訓練に羽生さん自らが参加することで、普段は人々が知ることのできない特殊救助隊の「リアル」が、広く周知されるきっかけになりました。
視聴したスポーツ紙のデスクは、その功績についてこう言います。
「スポーツやエンタメの枠にとどまることなく、このような硬派の企画にも賛同し、自ら現場に出向く羽生さんの熱き魂に心からエールを送りたいと思います。羽生さんには様々なオファーが舞い込んでいるのは自明ですし、日頃の鍛錬にもしっかりと時間を確保している中、わざわざ現場を訪れてレポートするのは大変なこと。同様の仕事なら辞退するトップアスリートがほとんどでしょう」
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