羽生結弦さんが夕方ニュースで災害や防災の現場に出向くことの「尊さ」 最前線で奮闘する関係者にも光
そして、続けるのです。
「これを受けているのは、自身が伝えることの重みを理解しているからと推察します。あの『3・11』で避難生活を経験したことから、平常時こそ災害や防災に思いを致すことの大切さを実感しているのではないでしょうか」
「夕方5時台」という、主婦層や子どもたちが多く視聴する時間帯。そこで羽生さんがレポートすることの価値を、前述のデスクはこう言い表すのです。
「羽生さんが報じることで、視聴者が普段は見過ごしがちな防災についての知識を得られ、意識が高まる契機になります。さらに大きいのは、最前線で奮闘する警視庁の方々の士気が高まること。羽生さんが現場に来てくれるだなんて、ご家族としても鼻が高いことでしょうから」
スポーツにアート、エンターテインメント。それらの世界をボーダーレスで颯爽と行き来する羽生さんが、硬派なトピックスへと足を運びレポートすることの「尊さ」を今一度、かみ締めずにはいられません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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