羽生結弦が「決意表明」会見で見せた気遣い溢れる神対応にネット反響!「丁寧すぎて尊敬する」
具体的な日程等は口にしなかったが、羽生の中にアイスショーの構想は出来上がっているようだ。(C)Getty Images
ソチ五輪、平昌五輪と2大会連続で金メダルを獲得した男子フィギュアスケートの羽生結弦が7月19日に都内で会見を行い、競技者としての現役引退を発表。併せてプロ転向の意思を表明した。
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羽生は2014年ソチ五輪、18年の平昌五輪で金メダルを獲得し、グランプリファイナルを4連覇。さらに世界選手権でも2度の優勝、20年には四大陸選手権を制し、主要国際6大会を制覇を成し遂げるという男子フィギュア界のレジェンドだ。
「決意表明の場」として開かれ、様々な憶測が飛び交う中始まった会見で緊張した表情の羽生の口から飛び出したのは、関係者やファンのみならず、会見に訪れたメディアや、カメラマンまでの多くの人への感謝の言葉だった。
そして「これからはプロのアスリートとしてそして、スポーツであるフィギアスケートを大切にしながら、加えて羽生結弦の理想を追い求めながら頑張っていきます」と、プロ転向の意思を明かした。
北京五輪で挑んだ4回転半ジャンプに対しての思いも「より一層取り組んで、皆さんの前で成功する姿をみせたい。これからも挑戦を続けて、より高いステージに行けるように頑張って行きます」と述べ、競技者として大会には出場しなくなってからも挑戦は続ける意向だという。また、「1人の人間として、自分の心も守っていくという選択もしていきたいなというふうに思います」と現役引退後についても語った。
今後の活動について羽生は「もっともっと試合という限られた場所だけではなく、いろんな方法で自分のスケートを見ていただく機会を作っていきたいなと思っている」「スケートを今まで生で見たことない方も含めて、見てよかったな、絶対に見る価値があるなと思ってもらえるようにこれからも頑張っていきます」と述べ、具体的な構想についての発言は避けたものの、新たなステージへの期待感に笑顔をみせた。
この会見を視聴したファンからは、「お疲れ様でした!」「さみしいけど、これからも応援します!」「生の声が聞けてうれしい~」「引退って早いなぁ」と、現役引退を惜しむ声はもちろん、「羽生君のアイスショー見てみたい!」といった期待も見られた。
また、質疑応答の際に記者に体を向けたり、挙手している事に気づかれなかった記者を気遣う場面もあり、「インタビューが丁寧すぎて尊敬する」といった羽生の人間性に感じ入ったファンもいたようだ。
競技者として引退はした羽生が、プロのアスリートとして、これからもフィギュアスケート界を盛り上げてくれるだろう。日本が誇るアイスプリンスの今後の活動に期待だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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