冬こそ痔に注意!おしりトラブル回避に知っておきたい3つのポイント

タグ: , 2024/2/16

 人には言いづらいおしりの悩み。排便時の痛みや出血に悩んでいる人は意外と多いのではないでしょうか。面倒くさい、恥ずかしいなどの理由で、痔を放置していると大変なことになってしまうかもしれません。また特に日中の寒暖差が大きいこの時期はトイレでいきんだ際に血圧が上昇し、心筋梗塞の原因になることも知られています。こういったトラブルを回避するためにも、日頃からのケアが大事です。今回はおしりの悩みの原因と解消方法を紹介します。

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1.痔の種類と症状

痔には大きく分けて3つの種類があります。痔の原因や症状を種類ごとに確認していきましょう。

1-1.いぼ痔
いぼ痔は、排便時の強いいきみや肛門への過度な刺激により、直腸や肛門付近の毛細血管がうっ血し、いぼ状に腫れた状態です。肛門奥の直腸側にできる「内痔核」と、肛門近くの皮膚側にできる「外痔核」があります。内痔核は、軽い場合は排便時の出血のみで痛みはないものの、ひどくなるといぼが肛門の外まで出てくるため、痛みを感じます。外痔核は、出血はあまりありませんが、強い痛みを感じるのが特徴です。

1-2.あな痔
あな痔は、肛門に細菌が入って炎症を起こし、中に膿がたまってしまった状態です。肛門に重くて鈍い痛みや異物感があり、排便時以外でも痛みを感じます。化膿しているため、発熱を伴う場合もあります。膿が出た後も、膿の通り道ができた状態になり、化膿を繰り返してしまうため、あな痔の治療には手術が必要になることもあります。

1-3.切れ痔
固くなった便を排泄する際に、肛門が傷つき出血してしまうものを切れ痔といいます。便秘の人にみられる症状です。排便時や排便後もズキズキとした痛みを感じることがあります。痛みのために便意を我慢してしまい、便秘も切れ痔も悪化するという悪循環に陥りやすいので注意が必要です。(※1)

2.痔は放置しないで早めに受診を

痔は、軽度の場合は薬で治療が可能ですが、症状が進むと手術が必要になってしまうこともあります。また、排便時の出血や肛門の痛みを感じたら、大腸がんの恐れもあるため、すぐに医療機関で診察を受けましょう。

痔の治療は肛門科で行います。近くに肛門科がない場合は、外科や消化器外科で診てもらえることもあるので、確認してから受診するようにしましょう。

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