繰り返す鼻血に要注意!中には重大な病気が隠れている場合も・・・?
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
「鼻血が出た経験がある」という方は多いのではないでしょうか?
鼻血は、誰にでも起こりうるもので、珍しいことではないと思われるかもしれません。
多くの場合、正しい方法で止血することで治まると言われていますが、「止血をしても鼻血が出続ける」「頻繁に繰り返す」といった場合は、大きな病気が潜んでいる可能性があります。
今回のコラムでは、「鼻血が出る原因」「鼻血の止め方」「大きな病気の可能性」についてお伝えしたいと思います。
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鼻血とは
鼻血とは、鼻の穴の中から出血することを言います。
空気の乾燥や鼻炎などで鼻の粘膜が弱くなって傷つき、鼻の中にある小さな血管が破れてしまうことによって、出血につながります。
鼻に物理的刺激が加わりやすいお子さまや、薬の影響や別の病気による可能性が考えられる高齢者に多くみられ、鼻炎が起こりやすい花粉症の時期、乾燥が気になる時期、気温差や温度差が気になる時期にも起こりやすいと言われています。
鼻血が出る原因
●物理的に刺激する
・鼻をほじる
・強く鼻をかむ
・何度もくしゃみをする
・顔にものが当たる など
●空気の乾燥などによって、鼻の中が乾燥しやすい状態になっている
●薬の影響で出血しやすくなっている
●がんなどの大きな病気に起因する症状として発生している
などが考えられます。
大きな病気の可能性については、後述しますので、ご覧ください。