「結帯動作」って知っていますか?
[文:オクノクリニック | モヤモヤ血管による慢性痛治療(https://okuno-y-clinic.com)]
着物の帯を後ろでむすぶ動作を結帯動作といいます。
自分の腕を体の後ろにもっていく動作ですね。
これは帯を結ぶだけでなく、ブラジャーを付けたり、お手洗いでお尻を拭く動作も同じ動きです。
この動作をするには肩の関節が「内旋」といって内側に回旋する動きが必要です。
そして、このような動きのときに、肩の痛みを強く訴える人がいます。
一般には「五十肩」と呼ばれます。
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このような「内旋」のときの痛みをもつ患者さんは、どの部分が痛みの原因になっているのでしょうか?
これは肩の専門の先生でも意見が分かれています。
私は、カテーテルをつかって血管を観察してきました。
その経験からして、この「内旋」のときの痛みがでている患者さんのほとんどは「腱板疎部(けんばんそぶ)」という場所で異常な血管が増えていることがわかりました。
引用元:オクノクリニック
上の写真は、腕を上げることや外に回すことはできる、でも「内旋」だけが痛くてできないという症状で来られた患者さんの右肩の血管撮影です。
ご覧頂いてわかるかもしれませんが、一部分だけ血管が増えています。
引用元:オクノクリニック
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