朝食は食べたほうがいいのか、抜いた方がいいのか?医師の観点・意見
朝食を抜く最大のデメリット
そんなある日、ボディービルダーの山本義則氏が出演するYouTubeを見ていて、司会者に山本さんが18時間ダイエットの関してのコメントを求められた時、18時間ダイエットを否定して
「だってそれお腹空くでしょう?」
と言ったんです。
そうなんです。朝食を抜くと午前中10時頃からとてもお腹がすくんです。さらにお昼ご飯を多めに食べてしまうので、昼食後眠くなります。
この午前中の空腹と午後の眠気で、仕事の能率を下げるのが朝食を抜くことの最大のデメリットです。
朝食をしっかり食べるというのが、健康の秘訣
考えてみると若い時は、朝食を抜いても空腹でも、午後眠くもなかった記憶もがあります。つまり体力があり、元気なうちは、朝食を抜いても仕事の能率はかわらないが、そうでない場合は仕事の能率が落ちるんですね。
朝食を抜かず、空腹の時間を作るには、夕食を早く食べなくてはなりません。
なかなか残業や夜遊びをやめられないとは思いますが、早めの夕食を食べて、早寝早起き、朝食をしっかり食べるというのが健康の秘訣というのは、古今東西の偉人たちの共通した結論です。
[文:フェムゾーンラボ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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関口 由紀
神奈川県横浜市出身の医師。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本透析療法学会専門医、博士、経営学修士。女性医療クリニック・LUNAグループの理事長、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学客員教授を務める。